毎年この春のにおいが
呼び起こす記憶があります。
それは、
私の最初のキャリア、
ベネッセという出版社で
営業をはじめたころのこと。
当時わたしには
素晴らしい上司と
OJT(on the job trainer)がいました。
OJTは3学年ほど上の先輩。
ある日、OJTと
私が運転するライトバン営業車で
商談をいくつか終えて
帰路についているとき、
わたしは兵庫県にある
かなり広いフラワーガーデン
(実際は花屋さん)に
車を迷い込ませてしまいました。
フラワーガーデンは
ほぼ花屋さんの機能(お包みやレジなど)も
ありながら、
お花の展示スペースもだだ広く
車が通るスペースもある。
その形式にたちまち戸惑い、
明らかに私有地に
車で入ってしまったこともあり、
まるで人間のオフィススペースに
迷い込んでしまった野良犬のように
気持ちが動転して
ハンドルを細かく切り
焦り切っていました。
そのときOJTが
助手席からのんびり放った言葉、
「あんなぁ~、
けみ(関西弁)、
道は必ずつながってるんやでぇ」と。
それを聞いたあと数秒間
わたしはその言葉に反応するのも忘れ
ひたすら正しい出口を探しました。
すると、スルッと目の前に
出口につながる道が見えてきたのです。
おそらく数分の出来事、
でも私の記憶と体感の深いところに
「道は必ずつながっている。」
という言葉と、
それを信じ
ただ落ち着いて
出口をみつれば
必ず道は開ける
という体験がつながり
一緒に刻まれたように思います。
元来の性格もあるのかもしれませんが、
それ以降
何に直面しても
「全ては解決可能」
と思っている自分がいます。
春。
いくつになっても
教えてくれるひとの言葉、
気付かせてくれるひとと言葉には
これからも邪心なく向き合い
感謝したいいと思うこのごろです。
みなさまステキな4月を!
けみじゅんこ
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