「ユニオンジャックの矢」寺島実郎著、お風呂で読了。笑
ちょっと感想文を書いてみたいと思います。実は昨年、ロンドンに滞在していたとき
ロンドン市内のインフラの会社ですら英国でない他国がオペレーションを受託しているのを見て、「これぞまさに統治国マインド。『君臨すれども自分では働かない』んだなー」と思っていました。
まさにこの本では、統治していた国や地域を(ベンガルール、シンガポール、ドバイなど)をつなぎそこから情報を収集し、ロンドンの最強産業 シティエリアでの為替取引につなげているとのこと。デリバティブの世界シェアは約5割、外国為替取引は4割だそう。
モノをつくる産業はマーケットに左右される流行ものだし、労働しつづけるものだけど、世界にはりめぐらした諜報機能から安定的に情報を収集し、金融センターで高い収益を生み出すこの考え方は統治国マインドだなと思うのです。
この基本姿勢を裏付けるのが、とにかく社交好きの国民性。
メンバーズの社交クラブやパブ文化など、日常の中で情報交換の時間が多い。
メンバーズの社交クラブやパブ文化など、日常の中で情報交換の時間が多い。
こちらは、ロンドン・シティでの夕方。
夏だと日が長いので18時とかにはこの状態。
とりあえず会社を出て会社を超えて情報交換を始めるシティのひとたち
夏だと日が長いので18時とかにはこの状態。
とりあえず会社を出て会社を超えて情報交換を始めるシティのひとたち
どちらかというと汗を流して働かない、
だけど高い文化や経済を維持し世界からリスペクトされている(中東やアジアの資産家氏族はやはり以前英国に留学させるのがステイタスだったりも!)この国の産業の成り立ちにより一層興味がわいたのでした
だけど高い文化や経済を維持し世界からリスペクトされている(中東やアジアの資産家氏族はやはり以前英国に留学させるのがステイタスだったりも!)この国の産業の成り立ちにより一層興味がわいたのでした
続きはまた明日!
けみじゅんこ
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